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持続可能な社会を実現するためSMICが成し遂げたい4つのこと

千住金属工業グループの2021年度CSRレポートをお届けいたします。

近年、持続可能な社会を実現するためには、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)の観点での事業活動が重要となっており、ステークホルダーの皆さまからも期待や要望が寄せられています。千住金属工業グループはそれに応え続けていくため、弊社の経営理念「実力・誠実・闘魂」の闘魂(困難なことにも挑戦し、克服すること)をもって成し遂げていくとの思いで、今年のCSRレポートのテーマを「Execute 成し遂げる力・闘魂 ー新しい時代を迎えるため、私たちが成し遂げたいことー」としました。

千住金属工業グループは、新しい時代を迎えるために、以下の4つの目標を成し遂げることで社会貢献してまいります。

  1. BCP(事業継続計画)の確立
  2. カーボンニュートラルの実現
  3. 低温はんだ化の推進
  4. 高信頼性はんだの推進

1つ目のBCP(事業継続計画)の確立ですが、製造拠点の分散化に加え、営業部門・研究部門・管理部門におけるオフィス分散やフレックスタイム、テレワークといった対策を進め、昨年から世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID-19)などの感染症や、地震や台風などの自然災害が発生しても事業活動を継続できる体制の強化を行います。

2つ目のカーボンニュートラルの実現ですが、はんだの製造における省エネルギー化および、はんだのリサイクルにおいての省エネルギー化を推進し、鉱物資源の有効活用と温室効果ガス削減を両立できるサスティナブルな生産体制を実現いたします。

3つ目の低温はんだ化の推進ですが、お客様におけるカーボンニュートラルの実現のため、従来よりも低い温度ではんだ付けができ、電気使用量も削減できる低温はんだと、基板内の温度バラツキの抑制・窒素使用量の大幅削減・消費電力の削減・フラックス回収性の大幅向上を実現したはんだ付け装置を開発し提供いたします。

4つ目の高信頼性はんだの推進ですが、5GやIoT、自動運転など社会のあらゆるものがオンラインでつながる、「誰ひとり取り残さない」「救える命を救う」「一人ひとりが生き生きと暮らせる」社会・Society 5.0の実現のため、さまざまな環境にも耐えられる高信頼性はんだを開発し提供いたします。

これら4つの目標を達成させることにより、さらなる投資や事業継続を生み出し、それが我々企業の発展につながります。これが公器としての役割を果たす、持続可能な社会を実現させるために重要なことだと考えています。

お客様からのさまざまなニーズに応えていくSMICグループ

来年2月に、グループ会社である株式会社産業分析センターが創立50周年を迎えます。産業分析センターは1972年に設立し、はんだなどの非鉄金属の分析、土壌や水質などの環境分析、RoHS・REACHやフタル酸エステル類などの規制物質分析を行ってきました。そしてこのたび、新たな分析事業として、最新鋭の分析装置であるオービトラップを活用し、お客様の開発支援を目的とした成分構造を特定する分析を始めました。こちらに関しては、今後も新たな分析設備を導入し、お客様が望む開発分析の実現を目指していきます。

千住金属工業グループは、お客様をはじめとしたステークホルダーの皆さまからのニーズに応え、持続可能な社会を実現するための事業活動に今後も取り組んでまいります。今後とも、一層のご支援とご鞭撻のほど、お願い申し上げます。